佛心道遊塾とは、東谷寺で行っている写経・写仏・相馬霊場巡りなどで、仏教に親しむ会です。塾なんて名前ですが難しいことはなく、和気あいあいと行っております。時には真剣に、時には楽しく。だから「仏道に遊ぶ塾」です。
次回、次々回の予定は次の通りです。
9月25日(金)10:00 相馬霊場巡り
相馬霊場はこの日で最終となります。取手市小堀の常円寺(相馬霊場第九番)にお参りに行きます。
小堀地区は取手市内ですが、利根川の向こう側にあります。今回は渡し船で渡っていく予定です。
その後、東谷寺に御礼参りすることとなります。
10月6日(火)14:00 写経・写仏
11月10日(火)14:00 写経・写仏
12月9日(水)14:00 写経・写仏
どなたでも参加できます。
参加ご希望の方は、
こちらのフォームから前もってお申し込み下さい。
または、お電話にてお問い合わせください。
東谷寺(とうこくじ)tel. 0297-77-8148
2015年08月20日
2014年04月22日
世界最大級の仏教フェス、参加!
4月29日、増上寺を会場として行われる、仏教フェスに参加します。
http://matome.naver.jp/odai/2139631880798235101
増上寺の光摂殿(こうしょうでん)というホールで
浄土宗・天台宗・真言宗の各宗合同の声明公演があり、
そのなかで、私は心経を唱えながら法楽太鼓を打ちます。
だいたいこの動画みたいなことをやります。
フェスなので、その後にすこーしソロ太鼓もやっちゃいますけどねー。
吹螺師も呼んでますから、法螺と太鼓のコラボもやりますよ。
浄土は雅楽、天台は声明、真言は法楽太鼓という構成です。
時間は
14:00 と 18:00 の2回。
チケットは1000円だそうですが、当日でも入れるそうです。
声明公演以外にも座禅や書道などのワークショップも開催されており、
世界最大級!? ってなにそれ。
なんだか面白そうです。
どうぞ皆様、いらっしゃーいませー。
http://matome.naver.jp/odai/2139631880798235101
増上寺の光摂殿(こうしょうでん)というホールで
浄土宗・天台宗・真言宗の各宗合同の声明公演があり、
そのなかで、私は心経を唱えながら法楽太鼓を打ちます。
だいたいこの動画みたいなことをやります。
フェスなので、その後にすこーしソロ太鼓もやっちゃいますけどねー。
吹螺師も呼んでますから、法螺と太鼓のコラボもやりますよ。
浄土は雅楽、天台は声明、真言は法楽太鼓という構成です。
時間は
14:00 と 18:00 の2回。
チケットは1000円だそうですが、当日でも入れるそうです。
声明公演以外にも座禅や書道などのワークショップも開催されており、
世界最大級!? ってなにそれ。
なんだか面白そうです。
どうぞ皆様、いらっしゃーいませー。
2014年03月09日
佛心道遊塾
佛心道遊塾とは、東谷寺で行っている写経・写仏・相馬霊場巡りなどで、仏教に親しむ会です。塾なんて名前ですが難しいことはなく、和気あいあいと行っております。時には真剣に、時には楽しく。だから「仏道に遊ぶ塾」です。
次回、次々回の予定は次の通りです。
9月までの日程は次の通りです。
4/10(木)14:00 写経・写仏
5/27(火)10:00 相馬霊場巡り
6/13(金)14:00 写経・写仏
9/29(月)14:00 写経・写仏
どなたでも参加できます。
参加ご希望の方は、
こちらのフォームから前もってお申し込み下さい。
または、お電話にてお問い合わせください。
東谷寺(とうこくじ)tel. 0297-77-8148
次回、次々回の予定は次の通りです。
9月までの日程は次の通りです。
4/10(木)14:00 写経・写仏
5/27(火)10:00 相馬霊場巡り
6/13(金)14:00 写経・写仏
9/29(月)14:00 写経・写仏
どなたでも参加できます。
参加ご希望の方は、
こちらのフォームから前もってお申し込み下さい。
または、お電話にてお問い合わせください。
東谷寺(とうこくじ)tel. 0297-77-8148
アメリカ合衆国で聲明公演!みなさんお疲れ様でした!
現地時間で、3月8日の午後6時、日本時間で9日の朝8時、ワシントンDCのケネディ・センターにて真言宗豊山派と天台宗の僧侶が新作聲明の公演を行いました。
リンクをクリックすれば、動画を見ることができます。
PCでもiPhoneでも見られます。たぶんandroid でも?
http://www.kennedy-center.org/explorer/videos/?id=M5794
あ、ちなみに私は国内で寺の業務にいそしんでおります。
内容は、鳥養潮(とりがいうしお)さんという作曲家による「存亡の秋(とき)」という作品です。
これは、2001年9月11日のアメリカ合衆国の同時多発テロ事件の被害者の鎮魂のために作られた作品で、日本における初演は2004年の9月11日でした。それ以来、幾度かの再演を経て、この度ようやく、鳥養さん念願のアメリカ合衆国での公演が実現しました。
新作聲明ではありますが、仏教古来の四箇法要の形式に則り、そこに前讃と終讃、廻向を加えた作りになっております。
テキストとしてはナンシーウッドさんがタオス・プエブロの老インディアンからの聞き書きを詩の形に編集した著書、
「今日は死ぬのにもってこいの日だ」
「Today is very good day to die.」
を用います。
今日は死ぬのにもってこいの日だ。
生きているものすべてが。わたしと呼吸を合わせている。
すべての声が。わたしの中で合唱している。
すべての美が。わたしの目の中で休もうとしてやってきた。
あらゆる悪い考えは。わたしから立ち去っていった。
今日は死ぬのにもってこいの日だ。
わたしの土地は、わたしを静かに取り巻いている。
わたしの畑は、もう耕されることはない。
わたしの家は笑いに満ちている。
子どもたちは、うちに帰ってきた。
そう、今日は死ぬのにもってこいの日だ。
どのように死を受け入れるか、そして死と隣り合わせの生をどう生きるか?
宗教の違い、人種の違いを超えた、生きとし生けるすべてのものに捧げられる鎮魂歌です。
リンクをクリックすれば、動画を見ることができます。
PCでもiPhoneでも見られます。たぶんandroid でも?
http://www.kennedy-center.org/explorer/videos/?id=M5794
あ、ちなみに私は国内で寺の業務にいそしんでおります。
内容は、鳥養潮(とりがいうしお)さんという作曲家による「存亡の秋(とき)」という作品です。
これは、2001年9月11日のアメリカ合衆国の同時多発テロ事件の被害者の鎮魂のために作られた作品で、日本における初演は2004年の9月11日でした。それ以来、幾度かの再演を経て、この度ようやく、鳥養さん念願のアメリカ合衆国での公演が実現しました。
新作聲明ではありますが、仏教古来の四箇法要の形式に則り、そこに前讃と終讃、廻向を加えた作りになっております。
テキストとしてはナンシーウッドさんがタオス・プエブロの老インディアンからの聞き書きを詩の形に編集した著書、
「今日は死ぬのにもってこいの日だ」
「Today is very good day to die.」
を用います。
今日は死ぬのにもってこいの日だ。
生きているものすべてが。わたしと呼吸を合わせている。
すべての声が。わたしの中で合唱している。
すべての美が。わたしの目の中で休もうとしてやってきた。
あらゆる悪い考えは。わたしから立ち去っていった。
今日は死ぬのにもってこいの日だ。
わたしの土地は、わたしを静かに取り巻いている。
わたしの畑は、もう耕されることはない。
わたしの家は笑いに満ちている。
子どもたちは、うちに帰ってきた。
そう、今日は死ぬのにもってこいの日だ。
どのように死を受け入れるか、そして死と隣り合わせの生をどう生きるか?
宗教の違い、人種の違いを超えた、生きとし生けるすべてのものに捧げられる鎮魂歌です。
2014年01月20日
声明公演のお知らせです

今年も東京青山のスパイラルにて、声明公演を行います。
スパイラル聲明コンサートシリーズvol.22
「千年の聲」
『散華』と『錫杖』
というタイトルです。
日程は 2月24、25日の二日間。
詳しくは、以下のサイトをご覧ください。
http://p.tl/XU30
このパンフ、一番右端の一番大きく移っているお坊さんは、何を隠そうこの私です。
2013年05月30日
東洋大学 聲明公演
東洋大学文学部伝統文化講座 公開講座・聲明公演
自心の源底を観る
〜大曼荼羅供〜
東洋大学では毎年聲明公演を行っておりますが、本年は「自心の源底を観る」と題しまして、大曼荼羅供という法要を行います。大曼荼羅供とは、金剛界・胎蔵界の両界曼荼羅の諸仏・諸菩薩等に対して供養し、生きとし生けるもの総てに功徳を施す作法です。真言宗の法会の中でももっとも厳格に行われるものです。
出演は迦陵頻伽(かりょうびんが)聲明研究会の皆さん。
日時:6月1日(土) 開場 14:00 入場無料。
場所:東洋大学 井上円了記念館ホール(東洋大学白山キャンパス・5号館 B2)
第一部 14:33 〜
講演会「仏教というエンターテイメント」
講演者:戸松義晴(東洋大学・大正大学非常勤講師)・池口龍法(浄土宗知恩院職員、フリーペーパー『フリースタイルな僧侶たち』代表)
第二部 16:15 〜
聲明公演「自心の源底を観る〜大曼荼羅供〜」
演唱:真言宗豊山派迦陵頻伽聲明研究会
自心の源底を観る
〜大曼荼羅供〜
東洋大学では毎年聲明公演を行っておりますが、本年は「自心の源底を観る」と題しまして、大曼荼羅供という法要を行います。大曼荼羅供とは、金剛界・胎蔵界の両界曼荼羅の諸仏・諸菩薩等に対して供養し、生きとし生けるもの総てに功徳を施す作法です。真言宗の法会の中でももっとも厳格に行われるものです。
出演は迦陵頻伽(かりょうびんが)聲明研究会の皆さん。
日時:6月1日(土) 開場 14:00 入場無料。
場所:東洋大学 井上円了記念館ホール(東洋大学白山キャンパス・5号館 B2)
第一部 14:33 〜
講演会「仏教というエンターテイメント」
講演者:戸松義晴(東洋大学・大正大学非常勤講師)・池口龍法(浄土宗知恩院職員、フリーペーパー『フリースタイルな僧侶たち』代表)
第二部 16:15 〜
聲明公演「自心の源底を観る〜大曼荼羅供〜」
演唱:真言宗豊山派迦陵頻伽聲明研究会
2013年01月05日
2012年11月25日
スパイラル「聲明」コンサートシリーズ vol.21
2013年正月のスパイラル公演です。
今度は能と声明のコラボです。
無一物の生 良ェによせて
作曲:寺嶋陸也

童子らと無心に遊ぶ姿で私たちに親しまれてきた「良ェさん」。
その穏やかな笑みの奧には、
「災難に逢ふ時節には 災難に逢ふがよく候
死ぬ時節には 死ぬがよく候
是はこれ 災難をのがるる妙法にて候」
といった、良ェの生と死への大悟境がありました。
良ェの生き方は時代をこえて私たちの魂に深く語りかけてきます。
観世流観世銕之丞をゲストに迎え、生と死の幽玄を舞う能と声明でお贈りします。
2013年1月22日(火)
開場 18:30 開演 19:00
2013年1月23日(水)
昼 開場 14:00 開演 14:30
夜 開場 18:30 開演 19:00
出演
声明:声明の会・千年の聲(真言声明・天台声明の有志)
能シテ方:観世流観世銕之丞
箏:西 陽子
会場
スパイラルホール(スパイラル3F)
東京都港区南青山5-6-23
構成・演出:田村博巳
作曲:寺嶋陸也
宣伝美術:井原靖章
制作:スパイラル|NPO法人魁文舎|声明の会・千年の聲
助成:芸術文化振興基金
主催:声明の会・千年の聲|株式会社ワコールアートセンター
チケットはこちら
今度は能と声明のコラボです。
無一物の生 良ェによせて
作曲:寺嶋陸也

童子らと無心に遊ぶ姿で私たちに親しまれてきた「良ェさん」。
その穏やかな笑みの奧には、
「災難に逢ふ時節には 災難に逢ふがよく候
死ぬ時節には 死ぬがよく候
是はこれ 災難をのがるる妙法にて候」
といった、良ェの生と死への大悟境がありました。
良ェの生き方は時代をこえて私たちの魂に深く語りかけてきます。
観世流観世銕之丞をゲストに迎え、生と死の幽玄を舞う能と声明でお贈りします。
2013年1月22日(火)
開場 18:30 開演 19:00
2013年1月23日(水)
昼 開場 14:00 開演 14:30
夜 開場 18:30 開演 19:00
出演
声明:声明の会・千年の聲(真言声明・天台声明の有志)
能シテ方:観世流観世銕之丞
箏:西 陽子
会場
スパイラルホール(スパイラル3F)
東京都港区南青山5-6-23
構成・演出:田村博巳
作曲:寺嶋陸也
宣伝美術:井原靖章
制作:スパイラル|NPO法人魁文舎|声明の会・千年の聲
助成:芸術文化振興基金
主催:声明の会・千年の聲|株式会社ワコールアートセンター
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2012年09月17日
祈りの広さ
東日本大震災で亡くなった人は、地震や津波が原因の人が殆どだけれど、実はそれだけじゃない。
先日、うちの寺に法事のために久しぶりに来た御婦人の話だ。
この人は都内に住んでいるのだけれど、奥さんの両親のお墓がうちにあるから、夫婦でよくお参りに来る。それでよく知っているのだ。でも、そういえば最近御無沙汰だった。
「うちのお父さん、亡くなったの。去年の3月11日に」
「え?震災の日ですか」
「あの地震のすぐあとに、心筋梗塞で倒れてしまって。
すぐ救急車を呼んだんですが、いつまでたっても到着しないで…心臓マッサージもAEDもやれる事はやったんですが、結局病院に入ったのは3時間後だったので、手遅れになってしまい、私はもう悔しくて悔しくて…もしもちゃんと救急車が来ていれば助けられただろう。と、お医者さんもいってました」
思えばあの日、都内の道路は渋滞で完全に麻痺していた。
こんな死に方ってあるのか。
亡くなった方は、東京の豊山派のお寺の総代をしていて、よくお寺でのお参りの仕方を知っている方だった。だから、いつも率先して金剛合掌をして大師宝号を唱えていたのに。と思うと、思わず涙があふれた。
震災の被災者っていうと、どうしても東北の方に思いを寄せてしまうけど、それだけじゃ足りないのだ。
この方のように二次的な被害によって亡くなった人は、東京にも茨城にも千葉にも埼玉にも、他にももっと沢山いるにちがいない。
だから祈りの空間をもっと大きく広げなきゃならない。祈りの広さは、限りなく広いのだ。
本堂に安置してある「東日本大震災物故者霊位」の位牌をみながら、そんな事を考えた。
先日、うちの寺に法事のために久しぶりに来た御婦人の話だ。
この人は都内に住んでいるのだけれど、奥さんの両親のお墓がうちにあるから、夫婦でよくお参りに来る。それでよく知っているのだ。でも、そういえば最近御無沙汰だった。
「うちのお父さん、亡くなったの。去年の3月11日に」
「え?震災の日ですか」
「あの地震のすぐあとに、心筋梗塞で倒れてしまって。
すぐ救急車を呼んだんですが、いつまでたっても到着しないで…心臓マッサージもAEDもやれる事はやったんですが、結局病院に入ったのは3時間後だったので、手遅れになってしまい、私はもう悔しくて悔しくて…もしもちゃんと救急車が来ていれば助けられただろう。と、お医者さんもいってました」
思えばあの日、都内の道路は渋滞で完全に麻痺していた。
こんな死に方ってあるのか。
亡くなった方は、東京の豊山派のお寺の総代をしていて、よくお寺でのお参りの仕方を知っている方だった。だから、いつも率先して金剛合掌をして大師宝号を唱えていたのに。と思うと、思わず涙があふれた。
震災の被災者っていうと、どうしても東北の方に思いを寄せてしまうけど、それだけじゃ足りないのだ。
この方のように二次的な被害によって亡くなった人は、東京にも茨城にも千葉にも埼玉にも、他にももっと沢山いるにちがいない。
だから祈りの空間をもっと大きく広げなきゃならない。祈りの広さは、限りなく広いのだ。
本堂に安置してある「東日本大震災物故者霊位」の位牌をみながら、そんな事を考えた。