2006年05月28日

天台の対揚の十二音博士

天台の「対揚」という曲の十二音博士を作ってみました。
だいたいこんな感じです。

十二音博士というのは、『豊山聲明大成』という本の中で使用している博士(聲明の音符)です。従来の五音博士の仕組みを踏襲しながら、1オクターブを構成する12音のすべてを表現できるように改良したものです。

ただ、基本的に真言声明の方法論ですから、これを天台声明に当てはめるというのは、愚行ともいうべきかもしれません。

しかし、我々真言宗豊山派の僧侶にとって、天台の博士は謎だらけです。十二音博士なら、おそらくみんな楽に唱えられるだろうなあ。

ということで作ってみました。ま、あくまでも真言のお坊さん用ってことです。これを天台のお坊さんにまで押しつけようとはさらさら思っていませんから。

posted by sjoe at 10:12| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記
この記事へのコメント
 歌詞(漢字)のすぐそばに書いてある、ヒゲのような線が本来の譜です。これを見ながら天台のお坊さんたちは唱えます。
 その左側にもっと長くてグニャグニャした線が書いてありますが、これが真言僧侶向けの十二音博士です。本来の譜に比べてかなり動きがあるのがわかると思います。

 このまったく形の違う2つの譜が、同じ旋律をあらわしている、というのがまた面白いですね。

 確かに元の譜には「宮」とか「羽」などと、階名が書いてあるし、実際その通りに唱えます。
 でも元の譜だけだと慣れない真言のお坊さんにはとってもムズカシイ....のですよ。
Posted by sjoe at 2006年06月30日 16:19
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