
スパイラル「聲明」コンサートシリーズ Vol.16
砂のマンダラ「夜の歌 ---- 龍安寺」
「砂のマンダラ」は、私たちの遠い兄弟、ネイティブ・アメリカンの神話と砂絵をモチーフにした「夜の歌」と、究極の禅庭を音で表した「龍安寺」。その二作を仏教法用の最も古い形式である四箇法用にあてはめ、全体が構成されている。
2008年3月1日(土)開場:18:30 開演:19:00
2008年3月2日(日)開場:15:30 開演:16:00
会場:スパイラルホール(スパイラル3F)
東京都港区南青山5-6-23
表参道駅B1,B3出口すぐ
マップ
構成・演出:田村博巳
「夜の歌」作曲:藤枝 守
「龍安寺」作曲:ジョン・ケージ
演奏:高田みどり、西 陽子、石川 高
声明:声明の会・千年の聲
迦陵頻伽聲明研究会
七聲会
料金:全席自由 前売り\4300/当日\4500
チケットぴあ(Pコード278-917) 0570-02-9999
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人の声は言葉ではなく、音でも思いを伝えることができるのですね。
普段のあわただしい生活の中では味わうことのない、まるで夢のような時間をいただきました。
ありがとうございました。
いらしてたのですね。
今回の公演を見た人は、人それぞれにいろいろな理解をすると思います。「難解」と思う人もいるでしょう。
でもそれでいいのです。見て感じたままを感じたままに理解するのがいいのです。
ちなみに私が感じたのは生命の躍動です。
公演の始めに聞こえてくるのは「呼吸」の音。それが「風」となりやがて「声」となって我々を包み込みます。呼吸とは我々の命そのもの。風とは誰のものでもない命の躍動そのものです。たぶん、私たちはそのすばらしい命の躍動にしらずしらずのうちに助けられ、育まれて、生かされている。
そんなことを思わずにはいられなかった公演でした。