4月29日、増上寺を会場として行われる、仏教フェスに参加します。
http://matome.naver.jp/odai/2139631880798235101
増上寺の光摂殿(こうしょうでん)というホールで
浄土宗・天台宗・真言宗の各宗合同の声明公演があり、
そのなかで、私は心経を唱えながら法楽太鼓を打ちます。
だいたいこの動画みたいなことをやります。
フェスなので、その後にすこーしソロ太鼓もやっちゃいますけどねー。
吹螺師も呼んでますから、法螺と太鼓のコラボもやりますよ。
浄土は雅楽、天台は声明、真言は法楽太鼓という構成です。
時間は
14:00 と 18:00 の2回。
チケットは1000円だそうですが、当日でも入れるそうです。
声明公演以外にも座禅や書道などのワークショップも開催されており、
世界最大級!? ってなにそれ。
なんだか面白そうです。
どうぞ皆様、いらっしゃーいませー。
2014年04月22日
2014年03月09日
アメリカ合衆国で聲明公演!みなさんお疲れ様でした!
現地時間で、3月8日の午後6時、日本時間で9日の朝8時、ワシントンDCのケネディ・センターにて真言宗豊山派と天台宗の僧侶が新作聲明の公演を行いました。
リンクをクリックすれば、動画を見ることができます。
PCでもiPhoneでも見られます。たぶんandroid でも?
http://www.kennedy-center.org/explorer/videos/?id=M5794
あ、ちなみに私は国内で寺の業務にいそしんでおります。
内容は、鳥養潮(とりがいうしお)さんという作曲家による「存亡の秋(とき)」という作品です。
これは、2001年9月11日のアメリカ合衆国の同時多発テロ事件の被害者の鎮魂のために作られた作品で、日本における初演は2004年の9月11日でした。それ以来、幾度かの再演を経て、この度ようやく、鳥養さん念願のアメリカ合衆国での公演が実現しました。
新作聲明ではありますが、仏教古来の四箇法要の形式に則り、そこに前讃と終讃、廻向を加えた作りになっております。
テキストとしてはナンシーウッドさんがタオス・プエブロの老インディアンからの聞き書きを詩の形に編集した著書、
「今日は死ぬのにもってこいの日だ」
「Today is very good day to die.」
を用います。
今日は死ぬのにもってこいの日だ。
生きているものすべてが。わたしと呼吸を合わせている。
すべての声が。わたしの中で合唱している。
すべての美が。わたしの目の中で休もうとしてやってきた。
あらゆる悪い考えは。わたしから立ち去っていった。
今日は死ぬのにもってこいの日だ。
わたしの土地は、わたしを静かに取り巻いている。
わたしの畑は、もう耕されることはない。
わたしの家は笑いに満ちている。
子どもたちは、うちに帰ってきた。
そう、今日は死ぬのにもってこいの日だ。
どのように死を受け入れるか、そして死と隣り合わせの生をどう生きるか?
宗教の違い、人種の違いを超えた、生きとし生けるすべてのものに捧げられる鎮魂歌です。
リンクをクリックすれば、動画を見ることができます。
PCでもiPhoneでも見られます。たぶんandroid でも?
http://www.kennedy-center.org/explorer/videos/?id=M5794
あ、ちなみに私は国内で寺の業務にいそしんでおります。
内容は、鳥養潮(とりがいうしお)さんという作曲家による「存亡の秋(とき)」という作品です。
これは、2001年9月11日のアメリカ合衆国の同時多発テロ事件の被害者の鎮魂のために作られた作品で、日本における初演は2004年の9月11日でした。それ以来、幾度かの再演を経て、この度ようやく、鳥養さん念願のアメリカ合衆国での公演が実現しました。
新作聲明ではありますが、仏教古来の四箇法要の形式に則り、そこに前讃と終讃、廻向を加えた作りになっております。
テキストとしてはナンシーウッドさんがタオス・プエブロの老インディアンからの聞き書きを詩の形に編集した著書、
「今日は死ぬのにもってこいの日だ」
「Today is very good day to die.」
を用います。
今日は死ぬのにもってこいの日だ。
生きているものすべてが。わたしと呼吸を合わせている。
すべての声が。わたしの中で合唱している。
すべての美が。わたしの目の中で休もうとしてやってきた。
あらゆる悪い考えは。わたしから立ち去っていった。
今日は死ぬのにもってこいの日だ。
わたしの土地は、わたしを静かに取り巻いている。
わたしの畑は、もう耕されることはない。
わたしの家は笑いに満ちている。
子どもたちは、うちに帰ってきた。
そう、今日は死ぬのにもってこいの日だ。
どのように死を受け入れるか、そして死と隣り合わせの生をどう生きるか?
宗教の違い、人種の違いを超えた、生きとし生けるすべてのものに捧げられる鎮魂歌です。
2014年01月20日
声明公演のお知らせです

今年も東京青山のスパイラルにて、声明公演を行います。
スパイラル聲明コンサートシリーズvol.22
「千年の聲」
『散華』と『錫杖』
というタイトルです。
日程は 2月24、25日の二日間。
詳しくは、以下のサイトをご覧ください。
http://p.tl/XU30
このパンフ、一番右端の一番大きく移っているお坊さんは、何を隠そうこの私です。
2013年05月30日
東洋大学 聲明公演
東洋大学文学部伝統文化講座 公開講座・聲明公演
自心の源底を観る
〜大曼荼羅供〜
東洋大学では毎年聲明公演を行っておりますが、本年は「自心の源底を観る」と題しまして、大曼荼羅供という法要を行います。大曼荼羅供とは、金剛界・胎蔵界の両界曼荼羅の諸仏・諸菩薩等に対して供養し、生きとし生けるもの総てに功徳を施す作法です。真言宗の法会の中でももっとも厳格に行われるものです。
出演は迦陵頻伽(かりょうびんが)聲明研究会の皆さん。
日時:6月1日(土) 開場 14:00 入場無料。
場所:東洋大学 井上円了記念館ホール(東洋大学白山キャンパス・5号館 B2)
第一部 14:33 〜
講演会「仏教というエンターテイメント」
講演者:戸松義晴(東洋大学・大正大学非常勤講師)・池口龍法(浄土宗知恩院職員、フリーペーパー『フリースタイルな僧侶たち』代表)
第二部 16:15 〜
聲明公演「自心の源底を観る〜大曼荼羅供〜」
演唱:真言宗豊山派迦陵頻伽聲明研究会
自心の源底を観る
〜大曼荼羅供〜
東洋大学では毎年聲明公演を行っておりますが、本年は「自心の源底を観る」と題しまして、大曼荼羅供という法要を行います。大曼荼羅供とは、金剛界・胎蔵界の両界曼荼羅の諸仏・諸菩薩等に対して供養し、生きとし生けるもの総てに功徳を施す作法です。真言宗の法会の中でももっとも厳格に行われるものです。
出演は迦陵頻伽(かりょうびんが)聲明研究会の皆さん。
日時:6月1日(土) 開場 14:00 入場無料。
場所:東洋大学 井上円了記念館ホール(東洋大学白山キャンパス・5号館 B2)
第一部 14:33 〜
講演会「仏教というエンターテイメント」
講演者:戸松義晴(東洋大学・大正大学非常勤講師)・池口龍法(浄土宗知恩院職員、フリーペーパー『フリースタイルな僧侶たち』代表)
第二部 16:15 〜
聲明公演「自心の源底を観る〜大曼荼羅供〜」
演唱:真言宗豊山派迦陵頻伽聲明研究会
2012年11月25日
スパイラル「聲明」コンサートシリーズ vol.21
2013年正月のスパイラル公演です。
今度は能と声明のコラボです。
無一物の生 良ェによせて
作曲:寺嶋陸也

童子らと無心に遊ぶ姿で私たちに親しまれてきた「良ェさん」。
その穏やかな笑みの奧には、
「災難に逢ふ時節には 災難に逢ふがよく候
死ぬ時節には 死ぬがよく候
是はこれ 災難をのがるる妙法にて候」
といった、良ェの生と死への大悟境がありました。
良ェの生き方は時代をこえて私たちの魂に深く語りかけてきます。
観世流観世銕之丞をゲストに迎え、生と死の幽玄を舞う能と声明でお贈りします。
2013年1月22日(火)
開場 18:30 開演 19:00
2013年1月23日(水)
昼 開場 14:00 開演 14:30
夜 開場 18:30 開演 19:00
出演
声明:声明の会・千年の聲(真言声明・天台声明の有志)
能シテ方:観世流観世銕之丞
箏:西 陽子
会場
スパイラルホール(スパイラル3F)
東京都港区南青山5-6-23
構成・演出:田村博巳
作曲:寺嶋陸也
宣伝美術:井原靖章
制作:スパイラル|NPO法人魁文舎|声明の会・千年の聲
助成:芸術文化振興基金
主催:声明の会・千年の聲|株式会社ワコールアートセンター
チケットはこちら
今度は能と声明のコラボです。
無一物の生 良ェによせて
作曲:寺嶋陸也

童子らと無心に遊ぶ姿で私たちに親しまれてきた「良ェさん」。
その穏やかな笑みの奧には、
「災難に逢ふ時節には 災難に逢ふがよく候
死ぬ時節には 死ぬがよく候
是はこれ 災難をのがるる妙法にて候」
といった、良ェの生と死への大悟境がありました。
良ェの生き方は時代をこえて私たちの魂に深く語りかけてきます。
観世流観世銕之丞をゲストに迎え、生と死の幽玄を舞う能と声明でお贈りします。
2013年1月22日(火)
開場 18:30 開演 19:00
2013年1月23日(水)
昼 開場 14:00 開演 14:30
夜 開場 18:30 開演 19:00
出演
声明:声明の会・千年の聲(真言声明・天台声明の有志)
能シテ方:観世流観世銕之丞
箏:西 陽子
会場
スパイラルホール(スパイラル3F)
東京都港区南青山5-6-23
構成・演出:田村博巳
作曲:寺嶋陸也
宣伝美術:井原靖章
制作:スパイラル|NPO法人魁文舎|声明の会・千年の聲
助成:芸術文化振興基金
主催:声明の会・千年の聲|株式会社ワコールアートセンター
チケットはこちら
2012年09月12日
2012年01月11日
存亡の秋

スパイラル聲明コンサートシリーズvol.20
1月24, 25日、東京青山のスパイラルガーデンにて、聲明コンサート「千年の聲」が催されます。
今回は、シリーズ第20回記念公演となり、鳥養潮さん作曲の「存亡の秋」を演唱します。
2001年9.11の同時多発テロを悼み、ニューヨーク在住の作曲家鳥養潮(とりがいうしお)が祈りを込め作曲した聲明曲「存亡の秋」(そんぼうのとき)。
その10年後今度は大震災によって、私たちは不慮の死に直面しました。
けれどまた、誰もが老いとともに最期が訪れる冬の日を迎えます。逃れることのできない死に想いをはせる人生の秋。
釈迦は死を見つめることによって生きることを説きました。
一方、遠い彼の地のアメリカンインディアンは、ささやかな日常の幸福の中で、
穏やかに死を向かい入れる境地を詩に謳っています。
どのように死を受け入れるか、そして死と隣り合わせの生をどう生きるか?
「存亡の秋」は、その智慧と生の覚醒を唱う生命の讃歌です。
出演:声明の会・千年の聲(迦陵頻伽聲明研究会・七聲会)
日時:2012年1月24, 25日 開場 20:00 開演 20:30
場所:スパイラルガーデン(東京都港区青山)
詳細はこちら。
http://www.spiral.co.jp/e_schedule/2012/01/eventvol2020.html
2011年09月27日
天地響應 〜曼荼羅の響き〜

11月に、「天地響應」と題する、松下功さん(作曲家)の還暦コンサートが開かれます。
曲目は、「天空の調べ」(ヴァイオリンと室内オーケストラ)、「天地響應第2番」(和太鼓協奏曲)、そして「密教傳来―空海への道」(声明とオーケストラ)の3曲です。
ヴァイオリンに澤和樹さん、和太鼓に林英哲さん、声明に迦陵頻伽聲明研究会、オーケストラはアンサンブル東風の皆さんです。
このうち、「密教傳来―空海への道」は数年前に板橋区の安養院さんの本堂で初演を行ったもので、曼荼羅の世界を聲明とオーケストラで描き出したもの。
他の2曲はともに初演だそうです。豊山派と林英哲さんとは、やっぱり縁があるなあ。
日程:
2011年 11月22日(火)18:30 開演
2011年 11月23日(水)13:30 開演
場所:
東京晴海 第一生命ホール
詳しくはこちら
もしくはこちら(チラシPDF)
チケットはこちら
2011年03月21日
聲明―声の知恵
このブログのタイトルが「声明あれこれ」であるにも関わらず、声明には関係ない記事が続き申し訳ありません。
今回の大震災の影響で、開催の是非が検討されていた声明公演がありましたが、チャリティーコンサートという形で開催する運びとなりましたので、ご紹介します。
聲明―声の知恵
「声明の会・千年の聲」による二箇法要
日時:2011年3月25日 午後7時
場所:国際文化会館 岩崎小彌太記念ホール
出演:「声明の会・千年の聲」新井弘順、ほか真言宗僧侶
会費:3500円(会員・学生3000円)
用語:日本語・英語
予約が必要ですので、詳しくは http://www.i-house.or.jp/jp まで。
二箇法要とは、唄と散華という二曲を中に取り入れて行う法要の形態です。真言宗の正式な法要としてはもっとも一般的なものです。
なお、東谷寺住職も出演する予定になっております。
今回の大震災の影響で、開催の是非が検討されていた声明公演がありましたが、チャリティーコンサートという形で開催する運びとなりましたので、ご紹介します。
聲明―声の知恵
「声明の会・千年の聲」による二箇法要
日時:2011年3月25日 午後7時
場所:国際文化会館 岩崎小彌太記念ホール
出演:「声明の会・千年の聲」新井弘順、ほか真言宗僧侶
会費:3500円(会員・学生3000円)
用語:日本語・英語
予約が必要ですので、詳しくは http://www.i-house.or.jp/jp まで。
二箇法要とは、唄と散華という二曲を中に取り入れて行う法要の形態です。真言宗の正式な法要としてはもっとも一般的なものです。
なお、東谷寺住職も出演する予定になっております。
2011年02月02日
阿吽の音
久しぶりのブログ更新です。
訳あってブログの更新も止まってしまっていました。
で、事後報告ですが、聲明公演のご報告など。
これまた久しぶりに東京青山スパイラルにて鳥養潮さんの「阿吽の音(あうんのこえ)」の公演に出演しました。
くわしくはこちら。
http://www.kaibunsha.net/archives/201101aun.html
で、お客様に謝りたいことが一つ。1月26日の公演中に転んだのは私です。
転んだだけでなく、履いていた左の下駄が脱げて客席に飛んでいきました。
私の目が確かならば、その下駄めはお客様の右肩か首のあたりに激突。
結構、痛かったんじゃないでしょうか。
申し訳ありません。この場を借りて謝罪いたします。
万が一このブログを見るようなことがあればよいのですが。
さて、内容について。
今回の「阿吽の音」は今までのソロを唱えていた4人の先生方が皆ご遠慮されて、もっと若い世代(といっても40歳前後)の僧侶にソロを任せたもの。
ですので、内容はいままでと同じですが、実はメンツが少し代わっているのです。
時が経てば当然人も代わっていきます。それでも作品自体は変わってはいませんでした。悠久の時をゆったりと流れる川のように。そのようにして聲明は代々受け継がれていくのです。
「阿吽の音」は1995年の国立劇場での初演から再演回数も10回程になり、新作聲明の中の古典のような作品です。
この作品を演っていると、弘法大師の次の言葉を連想してしまいます。
生まれ生まれ生まれ生まれて 生の始めに暗く
死に死に死に死んで 死の終わりに冥し
『秘蔵宝鑰』の一節です。
何度も何度も生と死を繰り返し、それでも人は生の始まりと死の終わりを知ることはできない。命は遠い過去から未来まで何度も何度も生まれては死んでいくけれど、その秘密をうかがい知ることができない。それでもそのようにして命は続いていく。
「阿(あ)」は始まりの音。「吽(うん)」は終わりの音。
何度も何度も「阿」「吽」を繰り返すこの作品は、過去現在未来にわたって繰り返される生命のよう。そして突然降りそそぐ光。そのなかで人は自分の生命を懸命に生き抜き、光明真言という生命の讃歌を一文字一文字杭で打ち付ける。そして大日如来の癒しのしらべ。そしてまた「阿」「吽」の声。命は繰り返される。
見たことない人にとってはなにやらさっぱり解らないと思いますが、そんな作品です。
作品に興味がある方は、こちらをどうぞ。
http://www.hmv.co.jp/product/detail/3642594
ちなみに私が転んじまったのは、上の説明中、「光明真言という生命の讃歌を杭で打ち付ける」のところです。「やー」と叫びながら、転んでるし。しかも尻餅ついてるし。うへえ。
訳あってブログの更新も止まってしまっていました。
で、事後報告ですが、聲明公演のご報告など。
これまた久しぶりに東京青山スパイラルにて鳥養潮さんの「阿吽の音(あうんのこえ)」の公演に出演しました。
くわしくはこちら。
http://www.kaibunsha.net/archives/201101aun.html
で、お客様に謝りたいことが一つ。1月26日の公演中に転んだのは私です。
転んだだけでなく、履いていた左の下駄が脱げて客席に飛んでいきました。
私の目が確かならば、その下駄めはお客様の右肩か首のあたりに激突。
結構、痛かったんじゃないでしょうか。
申し訳ありません。この場を借りて謝罪いたします。
万が一このブログを見るようなことがあればよいのですが。
さて、内容について。
今回の「阿吽の音」は今までのソロを唱えていた4人の先生方が皆ご遠慮されて、もっと若い世代(といっても40歳前後)の僧侶にソロを任せたもの。
ですので、内容はいままでと同じですが、実はメンツが少し代わっているのです。
時が経てば当然人も代わっていきます。それでも作品自体は変わってはいませんでした。悠久の時をゆったりと流れる川のように。そのようにして聲明は代々受け継がれていくのです。
「阿吽の音」は1995年の国立劇場での初演から再演回数も10回程になり、新作聲明の中の古典のような作品です。
この作品を演っていると、弘法大師の次の言葉を連想してしまいます。
生まれ生まれ生まれ生まれて 生の始めに暗く
死に死に死に死んで 死の終わりに冥し
『秘蔵宝鑰』の一節です。
何度も何度も生と死を繰り返し、それでも人は生の始まりと死の終わりを知ることはできない。命は遠い過去から未来まで何度も何度も生まれては死んでいくけれど、その秘密をうかがい知ることができない。それでもそのようにして命は続いていく。
「阿(あ)」は始まりの音。「吽(うん)」は終わりの音。
何度も何度も「阿」「吽」を繰り返すこの作品は、過去現在未来にわたって繰り返される生命のよう。そして突然降りそそぐ光。そのなかで人は自分の生命を懸命に生き抜き、光明真言という生命の讃歌を一文字一文字杭で打ち付ける。そして大日如来の癒しのしらべ。そしてまた「阿」「吽」の声。命は繰り返される。
見たことない人にとってはなにやらさっぱり解らないと思いますが、そんな作品です。
作品に興味がある方は、こちらをどうぞ。
http://www.hmv.co.jp/product/detail/3642594
ちなみに私が転んじまったのは、上の説明中、「光明真言という生命の讃歌を杭で打ち付ける」のところです。「やー」と叫びながら、転んでるし。しかも尻餅ついてるし。うへえ。
2010年05月16日
かくして佛の智慧は伝わった
平成22年度東洋大学文学部 伝統文化講座 聲明講演
「かくして佛の智慧は伝わった」
大般若転読会

「かくして佛の智慧は伝わった」
大般若転読会

入場料無料
日時:平成22年6月5日(土)
15:30 開場 16:00開演
場所:東洋大学白山キャンパス 5号館B2階
井上円了記念館ホール
東洋大学では、日本伝統文化の再認識と教育を目標として数年来「伝統文化講座」を開講しており、これは広く学外にも開放している講座ですので、どなたでも参加することができるそうです。ここ数年「聲明講演」を実施してりますが、本年も真言宗豊山派僧侶(迦陵頻伽聲明研究会)による「大般若転読会」を実施いたします。入場料は無料ですので、是非ご参加ください。
お問い合わせ:
東洋大学文学部インド哲学科
文京区白山5-28-20
Tel/Fax 03-3945-7357
交通機関:
都営地下鉄三田線 白山駅 徒歩5分
東京メトロ南北線 本駒込駅 徒歩5分
関連URL:
http://www.toyo.ac.jp/campus/hakusan_j.html
http://www.toyo.ac.jp/
2009年12月14日
おとのことのは

スパイラル「聲明」コンサートシリーズ Vol.18
「おとのことのは」
真言宗・天台宗に共通する法用形式「四箇法用」に、新作声明「おとのことのは」・「山川草木虫魚禽獣(さんせんそうもくちゅうぎょきんじゅう)」を折り込んだ、声明公演です。
詳細はこちら
2010年1月30日(土)開場:18:30 開演:19:00
2010年1月31日(日)開場:15:30 開演:16:00
会場:スパイラルホール(スパイラル3F)
東京都港区南青山5-6-23
表参道駅B1,B3出口すぐ
マップ
構成・演出:田村博巳
作曲:北爪やよひ
声明:声明の会・千年の聲
迦陵頻伽聲明研究会
七聲会
料金:全席自由 前売り4300円/当日4500円
チケットぴあ(Pコード342-727) 0570-02-9999
電子チケットぴあはこちら
2009年01月31日
星曼荼羅

迦陵頻伽聲明研究会(真言宗)と七聲会(天台宗)のメンバーによる聲明コンサートのお知らせです。
毎年の事ですが、表参道のスパイラルで行います。
詳細は以下の通り。
スパイラル「聲明」コンサートシリーズ Vol.17
千年の聲
「星曼荼羅」
古代の星占い 咒立北斗法
2009年3月3日(火)及び 3月4日(水)
開場 20:00
開演 20:30
場所 スパイラルガーデン
出演:
迦陵頻伽聲明研究会(真言宗)。
七聲会(天台宗)。
田島和枝、三浦礼美、中村華子(伶楽舎)。
スパイラルのサイトでも紹介しています。
企画の魁文舎さんのサイトの記事はこちら
チケットぴあにて受付中
2008年11月05日
千年幻音(ご招待)
天平楽府の邵容(シャオ・ロン)さんが演奏会を開きます。
千年幻音
日時:2008年11月9日
開場:18:30、開演19:00
会場:草月ホール 港区赤坂
シャオ・ロンさんは五弦琵琶・中国琵琶を演奏します。
ピアノで城之内ミサさんなど多数出演。
また、天台聲明の海老原廣伸先生と七聲会のみなさんが出演し、天台宗の吉慶梵語が聞けるようです。
詳細はこちら↓
http://tenpyougakufu.com/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=11
チケットが4枚ありますのでご招待します。
当日、確実に見に行ける方のみ、お願いいたします。
件名に「千年幻音チケット希望」として、
氏名、メールアドレス、希望枚数(一人2枚まで)を書いて
http://www.eastvalley.or.jp/mail_s/postmail_e.html
より送信してください。
先着順で当選者のみ、こちらからお返事を差し上げます。チケットは郵送させていただきますので、お早めに!
2008/11/12 追記:
公演は終了しましたので、チケット申し込みも終了しました。
千年幻音
日時:2008年11月9日
開場:18:30、開演19:00
会場:草月ホール 港区赤坂
シャオ・ロンさんは五弦琵琶・中国琵琶を演奏します。
ピアノで城之内ミサさんなど多数出演。
また、天台聲明の海老原廣伸先生と七聲会のみなさんが出演し、天台宗の吉慶梵語が聞けるようです。
詳細はこちら↓
http://tenpyougakufu.com/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=11
チケットが4枚ありますのでご招待します。
当日、確実に見に行ける方のみ、お願いいたします。
件名に「千年幻音チケット希望」として、
氏名、メールアドレス、希望枚数(一人2枚まで)を書いて
http://www.eastvalley.or.jp/mail_s/postmail_e.html
より送信してください。
先着順で当選者のみ、こちらからお返事を差し上げます。チケットは郵送させていただきますので、お早めに!
2008/11/12 追記:
公演は終了しましたので、チケット申し込みも終了しました。
2008年11月01日
風雅頌(ご招待します)

天平楽府と聲明の演奏会をご紹介します。
風雅頌
日時:2008年11月6日(木) 18:30 開演
会場:東京芸術劇場大ホール(JR池袋駅前)
出演:
天平楽府、天台聲明・七聲会、真言聲明・迦陵頻伽聲明研究会
和歌:中島宝城他、舞人:谷内まち子他
詳細はこちら↓
http://www.artsplan.jp/concerts/2008110601.pdf
チケットはこちら↓
http://www.cnplayguide.com/evt/evtdtl.aspx?ecd=CNI16711
招待券が2枚だけありますので、ご招待します。
当日、確実に見に行ける方のみ、お願いいたします。
件名に「天平楽府招待券希望」として、
氏名、メールアドレス、希望枚数(2枚まで)を書いて
http://www.eastvalley.or.jp/mail_s/postmail_e.html
より送信してください。
先着順で当選者2名様(もしくは1名様)のみ、こちらからお返事を差し上げます。チケットは郵送させていただきますので、お早めに!
2008/11/5 追記:
ご招待の受付は終了しました。ご応募ありがとうございました。
2008年01月21日
砂のマンダラ「夜の歌 - 龍安寺」

スパイラル「聲明」コンサートシリーズ Vol.16
砂のマンダラ「夜の歌 ---- 龍安寺」
「砂のマンダラ」は、私たちの遠い兄弟、ネイティブ・アメリカンの神話と砂絵をモチーフにした「夜の歌」と、究極の禅庭を音で表した「龍安寺」。その二作を仏教法用の最も古い形式である四箇法用にあてはめ、全体が構成されている。
2008年3月1日(土)開場:18:30 開演:19:00
2008年3月2日(日)開場:15:30 開演:16:00
会場:スパイラルホール(スパイラル3F)
東京都港区南青山5-6-23
表参道駅B1,B3出口すぐ
マップ
構成・演出:田村博巳
「夜の歌」作曲:藤枝 守
「龍安寺」作曲:ジョン・ケージ
演奏:高田みどり、西 陽子、石川 高
声明:声明の会・千年の聲
迦陵頻伽聲明研究会
七聲会
料金:全席自由 前売り\4300/当日\4500
チケットぴあ(Pコード278-917) 0570-02-9999
電子チケットぴあはこちら
2007年09月23日
熱い祈りに命をかけて―僧侶と托鉢行脚の旅
フラメンコ舞踏家・長嶺ヤス子さんが、真言宗豊山派青年僧侶の声明をバックに踊ります。
思えば平成7年。私も駆け出しの豊山派青年僧侶だった頃、やはり長嶺ヤス子さんとともに全国各地を回り、「托鉢行脚の旅」に参加させていただきました。北は北海道・札幌、南は九州・博多まで、たしか11カ所ぐらい回ったと記憶しております。
声明とフラメンコの組み合わせは、僧侶の側からみると、正直、違和感があります。しかしお客さんの中に、長嶺さんの踊りを見て涙しながら手を合わせる方の姿を見いだして、私は不覚にも感動したものです。聲明の中にある「思い」も、舞踏の中にある「情熱」も、実は同じ、なのかもしれません。
今回の「熱い祈りに命をかけて」はその流れをくむもので、長嶺さんはきっと今回も熱く踊ることでしょう。
日時 2007年11月5日(月)
時間 午後7時より
場所 東京音羽、護国寺 本堂前境内
有楽町線・護国寺駅下車、徒歩1分
入場無料
お問い合わせ 03-3384-7531
関連サイト:
ボランティア情報誌「ぼらんたーる」
パンフレット
中外日報
思えば平成7年。私も駆け出しの豊山派青年僧侶だった頃、やはり長嶺ヤス子さんとともに全国各地を回り、「托鉢行脚の旅」に参加させていただきました。北は北海道・札幌、南は九州・博多まで、たしか11カ所ぐらい回ったと記憶しております。
声明とフラメンコの組み合わせは、僧侶の側からみると、正直、違和感があります。しかしお客さんの中に、長嶺さんの踊りを見て涙しながら手を合わせる方の姿を見いだして、私は不覚にも感動したものです。聲明の中にある「思い」も、舞踏の中にある「情熱」も、実は同じ、なのかもしれません。
今回の「熱い祈りに命をかけて」はその流れをくむもので、長嶺さんはきっと今回も熱く踊ることでしょう。
日時 2007年11月5日(月)
時間 午後7時より
場所 東京音羽、護国寺 本堂前境内
有楽町線・護国寺駅下車、徒歩1分
入場無料
お問い合わせ 03-3384-7531
関連サイト:
ボランティア情報誌「ぼらんたーる」
パンフレット
中外日報
2007年06月08日
声明公演の映像
日本の伝統音楽 歌唱編 のサイトで、声明公演の映像が公開されています。ここで紹介する演唱は、迦陵頻伽聲明研究会。場所は国立劇場です。
こちらです↓
http://www2.ntj.jac.go.jp/dglib/edc8/deao/syomyo-k/index.html
2003年10月の公演の中から、如来唄・散華を抜粋して編集してあります。ちなみに散華師さんの右にちらっと映るのが私です。
このサイトでは他にも、他宗派の声明や、平家琵琶・長唄・雅楽など、日本の伝統音楽の国立劇場での公演の模様を見ることができます。
こちらです↓
http://www2.ntj.jac.go.jp/dglib/edc8/deao/syomyo-k/index.html
2003年10月の公演の中から、如来唄・散華を抜粋して編集してあります。ちなみに散華師さんの右にちらっと映るのが私です。
このサイトでは他にも、他宗派の声明や、平家琵琶・長唄・雅楽など、日本の伝統音楽の国立劇場での公演の模様を見ることができます。
2007年04月17日
声明公演、ご招待
2007年5月19日に神奈川県立音楽堂で行う声明公演、「音楽堂で聴く 聲明《西行マンダラ》」 は、もうチケットが売り切れてしまったそうです。主催者さんは「こんなことなら2回公演にすればよかった」なんて言っているそうですよ。
ともかく、この声明公演、もしもご希望があれば、1名様のみですがご招待します。
ご希望の方は、こちらのフォーム にて声明公演希望と書いて、メールをください。折り返しご返信させていただきます。
複数の申し込みがあった場合は抽選にさせていただきます。
<追記>
ごめんなさい!
申し込みは既に締め切っております。ご招待チケットはもうありません。
ともかく、この声明公演、もしもご希望があれば、1名様のみですがご招待します。
ご希望の方は、こちらのフォーム にて声明公演希望と書いて、メールをください。折り返しご返信させていただきます。
複数の申し込みがあった場合は抽選にさせていただきます。
<追記>
ごめんなさい!
申し込みは既に締め切っております。ご招待チケットはもうありません。
2007年01月24日
音楽堂で聴く 聲明(しょうみょう)《西行マンダラ》

音楽堂で聴く 聲明(しょうみょう)《西行マンダラ》
武智由香さん作曲による新作聲明ですが、古典聲明も取り入れて構成されたものとなると思います。
出演:
聲明の会・千年の聲(こえ)
天台聲明/海老原廣伸+七聲会
真言聲明/新井弘順+迦陵頻伽(かりょうびんが)聲明研究会
芝祐靖(龍笛)、宮田まゆみ(笙)、石川高(笙)ほか
新作作曲:武智由香
構成・演出:田村博巳
日時:2007年5月19日(土) 15:00開演 [14:30プレトーク 14:00開場]
会場:神奈川県立音楽堂
主催:神奈川県立音楽堂
詳しくはこちらへどうぞ。
関連サイト
神奈川県立音楽堂