2006年06月23日

声明公演:舞楽法会(ぶがくほうえ)

2006/09/16(土)2時開演
国立劇場での舞楽法会のページ(国立劇場のサイト)をお知らせします。
http://www.ntj.jac.go.jp/performance/767.html

リーフレット(表)


リーフレット(裏)


7/12 17:00 より、http://eee.eplus.co.jp/ntj/ にてチケットの予約が始まります。
posted by sjoe at 17:30| Comment(1) | TrackBack(0) | 声明公演

2006年05月28日

天台の対揚の十二音博士

天台の「対揚」という曲の十二音博士を作ってみました。
だいたいこんな感じです。

十二音博士というのは、『豊山聲明大成』という本の中で使用している博士(聲明の音符)です。従来の五音博士の仕組みを踏襲しながら、1オクターブを構成する12音のすべてを表現できるように改良したものです。

ただ、基本的に真言声明の方法論ですから、これを天台声明に当てはめるというのは、愚行ともいうべきかもしれません。

しかし、我々真言宗豊山派の僧侶にとって、天台の博士は謎だらけです。十二音博士なら、おそらくみんな楽に唱えられるだろうなあ。

ということで作ってみました。ま、あくまでも真言のお坊さん用ってことです。これを天台のお坊さんにまで押しつけようとはさらさら思っていませんから。

posted by sjoe at 10:12| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記

天台声明と真言声明の違い。

違い、っていっても、聞いた雰囲気はまったく異なるので、聞けば一目瞭然なんですけどね。

 両者の雰囲気が異なる原因の一つとして次のことがいえます。

 天台声明は、主音を宮(宮商角徴羽の宮)とするものが多く、
 真言声明は、主音を商とするのものが多い。


まあ、音楽理論の話をするとややこしいのですが、わかりやすくいうと、
この場合の宮・商・角・徴・羽とは、洋楽でいうところの、ちょうど「ドレファソラ」にあたると思ってください。この音階を、律音階といいます。

天台声明は、この音階を使って、ドで落ち着くようになっているけれど、
真言声明は、レで落ち着くようになっている、ということです。

いや、本当は、使用している音階が異なるというべきです。実際の真言声明は「レファソラド」という音階を使用しているのです。

ところが声明の理論の中には、「レファソラド」に相当する音階はありません。だから、真言声明でも「ドレファソラ」の音階を使用していると仮定して譜面が作られている。
 でも実際の曲は、「レ」で安定するようになっているので、その辺が話をややこしくする原因の一つになっています。

 前回の日記で書いた「惣禮伽陀」は五線譜をみて歌ってみる限り、「ファソラドレ」という音階を使用しているように聞こえます。この音階は声明理論の中では「呂音階」に相当します。
 それで、あまり聞き慣れない声明に聞こえるんだなあ、と一人納得していましたが、復曲された方に話を聞いたところによると、この音階を使っているわけではなく、「レファソラド」の音階を使っているそうです。

 いやしかし、歌ってみると「ファ」で安定しているんだよなあ....
 たしかに、「レ」でも安定していますが、ちょっと微妙。
 やはり「ファ」が主音に聞こえるんですね。

 真言声明はけして「ファ」で安定しているようには聞こえませんから、音階が違うと思った方がよいと思う。
posted by sjoe at 02:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2006年05月26日

妙音院流の惣禮伽陀

今度国立劇場で演唱される、復曲された惣禮伽陀(そうらいかだ)の譜が届きました。
五線譜で書いてあります。
唱えてみると、真言声明とも天台声明とも違う、
なんとも不思議な曲が出てきました。
なんというか、中国っぽい、っていうか。

基本的に五音しか使っておりませんが、根本的に音階が違うので、
同じ五音による曲でも、雰囲気がまったく違う曲になるんですねえ。

いや、おもしろいです。

興味のある方は、是非聞きに来てください。
posted by sjoe at 18:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2006年05月20日

声明公演

今のところの出演予定のある声明公演は次の通り。

2006/9/16 14:00 国立劇場「舞楽法会」

 天台声明の七聲会さんと浄土宗の増上寺式師会さん、そしてわが真言宗豊山派の迦陵頻伽聲明研究会さん、総勢30名の共演です。
  
 国立劇場で他宗との共演は初めてです。
 演目も、天台・真言混合の「二箇法用付舞楽・十種供養」です。
 妙音院流(天台系)の「惣禮伽陀」の復曲もあるそうです。
 
 ん? 舞楽? ってことは舞もあるのか?

 劇場で声明を唱えるときは、新しい曲や他宗の曲をやることが多いので、ちょっと苦労するんですよね。勉強にはなりますが。
 そうだ。天台さんの「対揚」の新仮博士作ろうかな。
posted by sjoe at 00:59| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記

2006年05月18日

豊山聲明大成

http://www.eastvalley.or.jp/cdproject.html で紹介しているCDプロジェクトですが、正式名称が、

豊山聲明大成  (教則本1冊)
孤嶋由昌聲明集 (CD10枚組)

ということになりました。
実は既に完成し、この2月15日にめでたく配布が始まりました。
1000部限定で作成したのですが、DMによる販売で、ほぼ売り切れ状態です。

そういうわけで、ネット経由での注文体制も整わず、あまり広くは公開できませんが、とりあえずご報告しておきます。
posted by sjoe at 19:11| Comment(7) | TrackBack(0) | 日記

『般若理趣経』全文 Word / 一太郎 文書(補助漢字使用)

 勧請句から、善哉、合殺、廻向にいたるまでの『般若理趣経』の全文を、旧字体および補助漢字を使用して作成した、Word / 一太郎 の文書ファイルです。

ダウンロード
http://www.eastvalley.or.jp/rishu/
posted by sjoe at 16:40| Comment(0) | TrackBack(0) | ダウンロード

いろいろと言い訳

1996年から http://www.eastvalley.or.jp/ というサイトで、声明に関するページを作ってきましたが、ページを作るのに手間がかかってしまい、しばらく更新も遠ざかってしまいました。

 もっと簡単にページが作れないかなあ、なんて思っていたら、いつの間にか世の中はブログの世の中。ネットから離れていた訳ではないので、ブログの始まり頃から様子見だけはしてましたが、これなら、一からページを作るより楽ですねえ。

 これまでよりは、頻繁に更新できるかもしれません。

posted by sjoe at 14:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

声明って何。

仏教に伝わる、節をつけたお経のことを声明といいます。
僕は「せいめい」と区別するために、あえて古い文字を使い、
「聲明」と書くことの方が多いです。
読み方は「しょうみょう」です。
ここでは主に、真言宗豊山派に伝わる聲明について扱います。

posted by sjoe at 14:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記